自由意思とレモネードとスコーンの幸福な出会い(Liberty)

レモネードばかり飲んでいる

イギリスにきてから、レモネードがやたらおいしく感じる。

たぶんビタミンCがものすごく欠乏しているのだろう。

あとイギリスではレモネードが「オレンジジュース枠」なのか

だいたいどこでも買うことができる。すっぱくて冷たくておいしい。

リバティを満喫する

その日はイギリス屈指の有名百貨店の一つ、リバティにきていた。

リバティプリントのあれです。

見た目がかわいすぎて、つい入ってしまったのだが、

洋服があまりにハイセンスすぎて何も買うものがなく

ぶらぶら階段を上がったり下りたりしていた。

すると、「Arthur’s restaurant」という看板が目に入った。

リバティのカフェみたいであるが…レモネードがあるではないか!!

すっかりレモネード中毒者と化していた私は1も2もなく入った。

待望のレモネード

・・・おいしすぎる。

これまで飲んだどのレモネードより「味」がおいしい

レモンの酸味と甘味が完璧に調和している。

大きい氷がはいっていて十分に冷えているのも最高。

幸せな気分に浸りながらメニューを眺めていると

「Cream tea(12.95£)」と書いてあるのを見つけた。

たしか、スコーン+お茶というメニューだったはず。

あれ?よく考えたらイギリスにきてから一度もスコーンを食べてないのでは?

でも…不安が頭をよぎる。またすごく大きかったらどうしよう…。

そうだ!Googleさんで予習してみることにしよう!!

しかし、ググり結果はあまりよろしくなかった

「ただのカフェなので、スコーンはぱさぱさしていて冷めている」

「量あんまりないし、お金を払うほどではない」

そんなかんじの感想が並んでいる。

でも、少なくとも量はあまりないようだ。

それなら頼んでみよう!!もしかしたらおいしくなってるかもだし。

スコーンさんこんにちは

※すでにレモネードを頼んでいたのでスコーン単体で頼んだ(7£ぐらいだったはず)。

見た目がかわいい(^^)

たしかに(今までから考えると)小ぶりである。

そっと手に取ると、あたたかい。ちゃんとあっためてある。

クロテッドクリームとイチゴジャムをぬりぬりして口に運ぶ。

おいひい

なんというか…約束されたおいしさである。

スコーンだけだと、確かに少しぱさっとしているのだが、

クロテッドクリームとイチゴジャムが水分と豊潤さを加えると

一気に「これだよこれ」という味が口の中にひろがる

うん、こういうのですよ、こういうのがスコーンですよ。

孤独のグルメっぽいかんじになりながらパクつく。

頼んでよかった…。あたたかい気持ちが胸に広がる。

今回の「おいしい度」判定

なんというか、ほっこりする味という意味で、☆3(大衆食堂レベル)

いい意味での☆3です。何度通っても、この味が食べられるんだろうなと思うと

なんとなく幸せな気持ちになれるやつ。なんでレビューが低いのだろう?

自由意思に沿って思い切って行動してみるのも、わるくない

リバティだけに!!

ABOUTこの記事をかいた人

たかうじ

ひょんなことからイギリスに2年滞在することとなった食欲優先主義の社会人。イギリスのおいしいものを食べまくるぞ!と期待に燃えていたところ周囲から「いやいやまずいものしかないだろ」「いぎりすw痩せられるねw」「ウナギのゼリー寄せが名物とか笑える」などの心ないコメントを寄せられ、このブログを立ち上げる(そしてイギリスにも美味しいものがあることを証明して周りをあっと言わせる)ことを決意するのであった…。いま、真実を見極める旅が始まる!!