開場にあたって
はじめまして、たかうじと申します。
このような場末のブログに来てくださり、ありがとうございます!
そんな優しい皆様に、このブログの成り立ちをお教えしましょう!
イギリスはおいしいと信じて~夢と希望の物語~
そもそもの始まりは、去年の春ごろのことでございました。
「イギリスに2年間いってきなさい」
会社のえらいひとがそう言ってくれました。
当方は浮かれ果てました。
さっそく周りの大人たちに吹聴してまわりました。
すると、大人たちはこう言いました。
「それはまあ、めでたいことだけど、食べ物はどうするの?」
「もちろん、イギリス中の美味しいものを食べつくすつもりですよ」
当方は満面の笑みで答えました。
大人たちは反対に渋い顔になりました。
「いやいや。イギリスは世界一ご飯がまずいと言われているんだよ?」
「ええ!?『イギリスはおいしい』という本があるじゃないですか!」
「あの本でも結局はまずいという話になってたじゃないか。ウナギのゼリー寄せとかまずそう」
「でも、実際に食べてみないとわからないかと…」
「げっそり痩せて帰ってきた先輩もいる。イギリスにいる間バナナと紅茶しか口にしなかったらしいぞ。まあダイエットできてよかったと思ってあきらめることだな。」
…そんな会話を繰り返すこと数十回。
わが日本の食文化をもちろん非常に尊敬している当方ですが、だんだん腹が立ってきました。
どんな国にもその国独自の食文化があるはず。そんな言いぶりはないではないか!!
(というかこれから英国に行こうとしているのにそんなの聞きたくないぞ!!)
そこで、決めたのです。
「イギリスはおいしいはずだ」と仮定を立ててブログを書く。
そうして、日本にまかりとおる「イギリスはまずい」説に反論するための証拠を集めようと。
というわけで、このブログがあるわけでございます。
2年後、「あのころはこんな無謀なことを思っていたんだなあ」と思うか。
それとも、「やはり自分の仮説は正しかった!」となるか。
じっくりと(自分の体で)人体実験してまいりたいと思います。
紅茶とスコーンを持ってまいりますので、さあ、寛いでご覧くださいませ。
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