さっくりもっちりクランペット
イギリスと言えばスコーン!!となりがちですが
実はスコーンと同じくらいよくスーパーで見かける存在として
「クランペット」というパンケーキ?パン?のようなものがあります。
見た目は穴がたくさんあいているパンケーキそのものなのですが
食感はさっくりもっちりしていて、(白パン+パンケーキ)÷2という感じ。
クランペットの優れている点はまさにこの沢山の穴にあり、
あつあつのクランペットに、蜂蜜とバターを疾風迅雷風林火山
これでもか!!ウラウラこれでもかああああ!!と乗せることで
沢山の穴に蜂蜜バターがしっかり染み込み、噛み締めた瞬間口の中に
ざっくりじゅんわじゅわわ~んと濃厚な甘味旨味が広がるのです!!
(カロリー?なんでしたっけそれ。仰ることがよくわからないですね)
そんな美味しいクランペットなのですが、ロンドンのとあるカフェで
めちゃめちゃ美味しいクランペットが食べられると聞き、早速GO!
バーバリーはトーマスさんによって作られました
というわけで、朝からリージェントストリートにあるカフェ
「Thomas’s」にやってまいりました。写真からもわかるとおり
入口からすでに凄まじいシャレオツオーラ!!戦闘力53万!!
それもそのはず、ここはあのバーバリー本店併設のカフェなのです。
トーマス・バーバリーさんという方がバーバリーを創業したので
カフェの名前も「トーマスさんのカフェ」というらしいですぞ。
銀座木村屋が「安兵衛」というカフェを経営するみたいな感じですかな。
オシャレな雰囲気に気圧されつつ、なんとか潜入に成功。
内装もおしゃれである。怯み度200%だが食欲には勝てない!!
さっそくクランペットをオーダー。AGAというすごいオーブンで
じっくり焼くらしく、時間がかかるそうなので、そうだな…
サーモンとスクランブルエッグを頼んじゃうぜ!!
きりっと引き締まった味のサーモンで、全く臭みがない。
スクランブルエッグを頬張れば、口いっぱいにバターの香りが広がる。
トーストもサクサクだ…クランペットに備えてセーブしようと思うも
ついつい口に運んでしまい、クランペットが来る前に平らげてしまった汗
しかも…一緒に頼んだアップルジュースがおいしすぎる。
イギリスのアップルジュースは日本人にはどぎつい甘さなのだが
このアップルジュースは程よい冷たさと優しい甘み…口に含めば
ひんやりさっぱりした林檎の波が爽やかに口中で弾けていく。
早くもすっかり満足してしまったところに、ついに本命登場!!
デデーン!!クランペット~!!(ドラえもん的リズムで)
さっそくバターとジャムをしっかりと塗り込んでいくぞ。
美しい…。クランペットのブローチがあったら買っちゃうな。
ジャムとバターがしっかり染み込んだのを確認して、いざ勝負!!
うん、塩味が効いていて、染み込んだバターのとろりんがたまらない、
ジャムのあまじょっぱさがシナプスをこれでもかと刺激してきて、
上はサックリ下はもっちり、上は大雨下は大火事、天上天下唯我独尊!
ふつうにスーパーで売っているものも十分美味しいが、やはり別格。
AGAオーブンの力なのだろうか、サクサク×もっちりのユニゾンがすごい。
忙しく人が行き交うリージェントストリートにて、暫し時を忘れ
クランペットの魔力にひれ伏す朝なのでありました。
今回の「おいしい度」判定
文句なしの「☆5(天国レベル)」とさせていただきたい!!
クランペットさんの実力を改めて思い知りました…。
日本でも多分クランペットを提供しているお店はあると思うので、
もし召し上がられる機会があれば、とにかくバターとジャム(or蜂蜜)を
自分の限度の2~3倍ぐらいベッタベタに塗り込んでみてください。
きっと天国(と際限ない体重増加)が貴方を待っています…!!
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