ロンドン暮らしも気づけば1年を超えた
ロンドンで暮らしていると、よく聞かれる質問に、
「日本のご飯が恋しくならないか?」というものがある。
結論から言うと…それほどは恋しくならない。
もちろん、外食で日本食を食べられるということもあるが
(このブログでご紹介したSUSHI SHOWやKatsute100など)
自炊においても、チャイナタウンなどにちらほら所在する
中華食材店・韓国食材店・日本食材店を活用することで
なつかしの食材たちをゲットすることができるからである。
特に中華食材店は(大量に仕入れるからなのか)値段が他に比べ
低価格であり、非常に助かっている。具体例を挙げてご紹介しよう。
これらはすべて近所の中華食材店で購入したものだ。
まず一番にご紹介したいのはこの薄切り豚肉。
本当は火鍋用で、そのためくるくる巻かれて売られているが
とにかく薄切り肉を手に入れるのが難しいロンドンにおいて
この薄切り豚肉はまさに万能薬。豚しゃぶにしてもいいし
お好み焼きにも最適だし、さっと焼いて大葉で巻いても…はあ。
竹輪やお豆腐ももちろん完備されており、冬はお鍋がはかどる。
薄切り豚肉と一緒にお鍋にして、ネギをたっぷり入れたポン酢で…はあ。
その他にも水餃子やあらびきソーセージ、
冷凍うどんに厚揚げ、冬に嬉しい食材ばかりだ。
食欲がない日なんか、ゆでた冷凍うどんを冷水で締めて
みょうがをたっぷり散らしたつゆで冷やしうどん…はあ。
…え?なんかため息が多いんじゃないかって?
べ、別にそんなことはありません。次に行きましょう。
お刺身も無問題、そう、ロンドンならね
また、海外でお刺身を入手するのはほぼ不可能に近いが
ロンドンならなんとそれが可能なのである!!
プリヒル姉さんという有名な魚屋さんがいらっしゃり、
彼女にお願いするとお刺身を仕立ててくれるのである。
2人前セット(20ポンド:3000円)を頼んだ結果がこちら。
間違いない…今私はお刺身と相対しているのだ。
お刺身をのぞき込むときお刺身も私を見ているのだ。
これはもう手巻き寿司にするしかない。
(ちなみにカニカマは普通にTESCOなどで
surimi stickという名前で売っています)
お刺身だけだと栄養が偏るから野菜も用意するぞ!!
一般的に海外駐在者は日本のキュッとした野菜が
恋しくなると言われているが、塩もみしたりして工夫すれば
それなりに日本の野菜に近い味になるし、そうと決まれば、
キュウリやアボカド、カイワレを添えて…はあ。
そう、恋しくなるのは…
…おわかりいただけただろうか。
そう、ロンドンで私が唯一恋しいのは、薬味である。
日本にいたころ惜しげもなくどっさり薬味をそうめんにいれて食べていた
思い出が脳裏に鮮やかに蘇る…なんてもったいないことを私は…(;;)
特にみょうが・大葉・小ネギ!!君たちが恋しい(;;)
いや、大葉はまだいい。「青じそチューブ」というものがある。
小ネギもまあ…「乾燥小ネギ」というのが売っているのでまあ。
問題はみょうが!!みょうがである!!みょうがなのだ(;;)
いや、売ってないことはないのだ。Japan Centreで売ってることもある。
でもだいたい滅茶苦茶高いのだ(3個で800円とか普通にするのだ)。
なので半額で売っているのをこの前見つけた時は買い占めてしまった。
貴重なみょうがなのですぐに冷凍保存した。
風味は落ちてしまうかもしれないが背に腹は代えられない…
貴重なミョウガだから…大事に大事に食べきりたいのだ(;;)
というわけで、仮に日本の食材開発部の方がこのブログを
読むようなことがありましたら、声を大にして言いたい。
ミョウガチューブ開発したら絶対バカ売れします!!
いやわかるんです、鮮度とかの問題で難しいんだと思うんです、
でもどうか…平に、平に~(;;)おねげえしますだ…!!
ちなみに話それますがJapan Centreで大和芋は売ってるけど
長芋は売ってないんですよね…長芋たべたいたべたい
先日のJapan matsuriは大変賑わっていたので…
いつかミョウガがTESCOで売られますように。南無南無。
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