欠けたパズルの1ピース
朝からずっと、なんとなく、なにかが足りない気がしていた。
昼になり、足が自然に向かったのが「Bill’s」であった。
日本でふわふわのパンケーキ(下記画像参照)を食べたことがあり、外れないと見込んだのだ。
さっそく、サラダとパンケーキ、レモネードをオーダー(計18£)。
お店の内装に負けず劣らずおしゃれなレモネードだ。
続いてサラダが運ばれてくる。
!! ドレッシングの香りだ!
なぜ驚くのか?ドレッシングでしょ?と思われるだろうが
ロンドンの生野菜サラダは基本ありのままの姿を見せてくる。
早い話がなにもかかってない。「素」である。
まあおいしいかおいしくないかでいったらおいしくない。
基本的にはシナシナしてるし…気分もへなへなしちゃう。。。
そんな中にあって、このドレッシングの香り…
そしてきらきらと輝く切り口。新鮮じゃないか(歓喜)。
早くも傑作の予感しかないが、いちおうたべてみよう。
・・・はあ~。五臓六腑に染み渡る美味しさだ…。
しゃきしゃき野菜にジューシーなチキンがあうんですよ。
そこに塩とお酢とオリーブオイルのシンプルドレッシングが追い打ち。
そうそう、こういうのが食べたかったんだよ、こういうのが!!
お行儀悪いのだが、一瞬でがつがつ食べきってしまった。
イギリスのパンケーキは質実剛健であった
飢えた獣と化した日本人・たかうじに次の獲物が運ばれる。
…おお~!!おいしそうである!!
日本で見た時(画像再掲)とずいぶん様相が違うけど
ミントとシナモンの香りがたまらんですねこれは。
うずうずしながらナイフとフォークでざくざく。
口に運ぶ。シナモンのざくざくした食感と香味、
しっとりほかほかのパンケーキ、冷たいアイス、
たっぷりかかったメイプルシロップ、
あ~これは体に悪いけどおいしいやつだ!!(バクバク)
甘いんだけど甘さがイコールおいしさという状態。
体が求めていたのはこれだったのか…!!
今回の「おいしい度」判定
体が欲しい栄養素・味をすべて含んだ「☆5(天国レベル)」。
本当においしいものってすぐなくなっちゃうんですよね…
日本Bill’sのパンケーキとずいぶん見た目が違うのですが
おそらくふわふわもちもちしたものが好きな日本人にあわせて
日本Bill’sのパンケーキはあのようなかんじになったのだろう。
イギリスのパンケーキらしく潔く機能的な形をしていて
これはこれでとてもパンケーキらしくてよいのだ。
あ~思い出してもよだれが…おいしかったなあ…(しみじみ)
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