あけましておめでとうございます
早いものでもう2020年ですね 😀
今回の記事では、クリスマスにイギリスのご家庭にお邪魔してきたので、
「イギリスのクリスマスってどんな感じなの?」というのを
雰囲気で味わっていただければと思っております!!
それでは早速、24日から始めていきましょう^^
24日(クリスマスイブ):パントマイム鑑賞!!
24日のお昼ごろに、招いてもらったストックポートの街に降り立ち、
さっそく友人(の祖父母)のおうちに向かう。家に入るとすぐに
たくさんのクリスマスの飾りつけが目に入る。さすが地震のない国!!
いきなり昼食…というか軽食が出てきた(冷凍食品の盛り合わせ)。
みんな身支度を整えながらさくさくっとパクつく感じ。
さすが食事時間が短い国・イギリス!? 😯 と思ったがこれには理由があり
「24日はパントマイムをみるのが正しいイギリス人」とみんなで「パントマイム」
に行こうとしているため、みんな急いでさくさくごはんをとっていたのだった。
ポケモンのバリヤードみたいな感じかな?と思いながらついていくと
なんか明らかに「パントマイム」にしては大掛かりなような… 🙄
そう、それもそのはず、イギリスの「パントマイム」は大衆演劇、
というより私の実感では「ヒーローショー」を指すのであった。
たとえば、主役のお兄さんが出てきたら「ジャックー!!」と名前を呼ぶ、
(ちなみに声が小さいとやり直させられるところもヒーローショーっぽい)
お母さんが「私は若いわよね (I am young, yes, I am)」と言ったら
「若くない(No, you aren’t!)」と叫ぶ(冷静に考えるとひどい)、
悪役のおじさんが出てきたら「ブー!!」と非難をあらわす、
悪役のおじさんが右に逃げたのに主人公が「左かな?」と言ってたら
「右!右だよ右!」と叫んであげる、、、などなど…。
非常に楽しかったのだが、私の真後ろの席に座っていた女の子が
めちゃめちゃジャックを応援しており、悪役の人が出てくるたびに
「Go away(出ていけー)!!」と激しく叫びまくるので一番最初は
自分が出て行けと言われたのかと思ってちょっと焦ってしまいました 😯
ときどき大人向けのあだるてぃだったり政治的なジョークが混じるのは
イギリスっぽいなと思ったものの(連れてきてくれた人によると、これは
親も楽しめるようにするための工夫らしい)そのほかはとっても後楽園でした。
私も遊園地でギンガマンを熱く応援したものだ(世代がバレる発言)。
そのあとは地元のイタリア料理屋さんでイタリア料理を食べ、
お家に戻ってくると、なんとケトル(の下の電熱器)が
壊れてしまった!イギリス人の命の紅茶が作れないではないか 🙁
…と思っていたら急におじいちゃんがコードを切断しはじめた。
そして、ニッパーでコードの中の電線をむき出しにし、
新しいコンセント(古い電子器具のコンセントを切断したもの)の
電線と結びつけてコンセントに収納、修理してしまったのである!!
すごい。イギリス人が物を大事にするって本当だったんだ!!
(頭の中でアマゾンをぽちっていた私は大変反省しました)
伝統的には24日の夜は教会に行ってミサにでるそうなのだが、
おばあちゃんの足が悪いので居間でみんなでおしゃべりしつつ
午前12時(25日の朝0時)を迎えることになった。
ミンスパイなどをいただきつつ、初孫のお話などきいていると
どんどん出てくるおつまみ。こんなに深夜に食べられません…
と思ったがおじいちゃんもおばあちゃんもパックパク。流石である。
たくさん届いているクリスマスカードも見せてもらった。
(この時期にイギリス人のおうちにいくと、クリスマスカードが
ずらっと棚の上に並んでいるのを見ることができます。)
イギリスの人はカードを出すのが好きでカードやさんが
ロンドンにも大量にあるのだが、意外と手紙の内容は
あっさりしている(日本の年賀状みたいなものっぽい)。
(ちなみに、このためカードを渡すととても喜んでもらえる。
日本人は英語を丁寧に書く人が多いので「字がきれい」と
褒めてもらえやすいというポイントもあるぞ!!)
そんなこんなで朝0時になったので、うまやのゆりかごに
幼子イエス様をおいて、クリスマスをお祝いする…
わけでなく普通に寝ました 😉 まあ眠いよね。
たしかに日本でも「ゆく年くる年」見たら寝てたわ。
というわけで24日はこれにて終了するのでした…
【25日編に続く】
最近のコメント